主要機械MAIN MACHINE
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PEGA357 NCタレットパンチプレス
タレットパンチプレスとは、形状の異なった多数の金型を円状または、扇状の「タレット」と呼ばれる金型ホルダーに配置し、PCによる数値制御によって任意の金型で材料(ワーク)の所定の位置に、所定の打ち抜き、成形加工を行います。
汎用金型を連続して打ち抜くこと(追い抜き、ニブリング)で、板金を任意の形状に打ち抜くことが可能です。多品種少量生産に適しています。プレス能力:30ton 4×8材の加工が可能 加工精度:±0.1 加工板圧:鉄0.5t~3.2t、ステンレス0.5t~2.0t
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APELIO 357V パンチ ・レーザー複合機
パンチ・レーザー複合機のAPELIO 357Vは、NCタレットパンチプレスとレーザー加工機を一体化させた複合加工機です。
丸、四角といった定形の穴あけ加工をNCタレットパンチプレスで、それ以外の非定形の切断加工をレーザーで行います。それぞれ別々の機械で加工していたものを、1台に集約することができます。
例えば穴数が多い、異形状穴がある、そしてブランクの形状が複雑であるといった製品の加工時には、様々な加工上の問題が生じます。しかし複合機であればそのような問題のほとんどがクリアとなります。
穴類のみタレパンで加工し、その後ワークをレーザーに持って行き異形状や外形のみ、レーザーで加工するといった方法を駆使することで、より高度な加工への希望を複合機は高い品質と効率で実現します。
製品形状、加工内容を問わずタレパン、レーザー双方の利点を生かして加工ができます。プレス能力:30ton 発信器出力:2kW
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YAGレーザー
YAG(ヤグ)とはイットリウム、アルミニウム、ガーネットの頭文字をとった名称で、人間の目には見えない波長である1.064μmの近赤外線です。
溶接加工はロボットと発振器との組み合わせによって行われます。
YAGレーザー溶接では、パワー密度の高い溶接であるために高速で溶接を行うことができます。
YAGは金属材料の吸収率が高く、溶接部分を狭く溶接するため、TIGとは違い材料の熱変化による歪みの少ない溶接ができます。
発振器(CW・パルス)での溶接可能な材質・板厚は下記のとおりです。SPCC(鉄板):0.5t~3.2t SU304(ステンレス):0.5t~3.0t A5052P(アルミニウム):0.5t~1.5t
※その他の材質・板厚についてはお問い合わせください。
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FED1025 プレスブレーキ
プレスブレーキとは、ベンディングマシンとも呼ばれます。上下2ヵ所の金型で、金属の板(板金)を折り曲げるマシンです。
主に薄板の鋼板や、アルミ板などの曲げ加工に用います。 -
AS1048 材料棚
材料棚は、材料の在庫・品質管理を確実に行います。整理・整とん・清掃・清潔を助け、徹底した在庫・品質の管理を容易にし、加えてそこに仕事のスピードが生まれます。
アマスペース1048は、シートメタル・長尺材用の多目的収納庫です。
天井の高さや収納量によって、棚数を変えることができます。最容量:2.440×1.220×2tの棚 10段NCによる自動収納
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SD1000 スタッド溶接機
スタッド溶接とは、スタッドと呼ばれるピン(ネジなど)を専用ガンに取り付けて、母材に押し当て、専用ガンと専用溶接機によって、短時間で自動的に溶接が行われる溶接方法です。
加圧力を作用させることで、ボルト及び付属物の端面の全面積にわたって形成されます。
溶接棒や溶接ワイヤーを用いず、スタッドそのものが溶接材となりますので、スタッドの化学成分はもちろん、太い断面積に安定したアークを発生する溶接など、溶接品質を保つ重要な要素になります。 -
NC付タッピングマシン
タッピングマシンとは、ネジ山を加工するマシンです。
作るネジのサイズに合わせてネジの錐(きり)を先端に取付け、高速で回転しながらネジを加工します。
NC制御(PCによる数値制御)、そしてパンチングマシン・レーザーマシンとネットワークで加工データを共有することで、作業効率を高められます。 -
シャーリングマシン(切断)
シャーリングマシンとは、金属の板(板金)を任意の大きさに切断するマシンです。
シャーリングカットとは、シャーリングマシンを用いて板材を一定の幅(長さ)に切断する加工のことで、シャーリング加工の原理は基本的に日常でも使用するハサミと同じで、二つの刃の間に材料(板材)を挟むことによって切断するせん断加工です。
シャーリング加工は、精密板金・板金加工の加工工程として、定尺板(原板)を一定の幅に切断したり、所定の幅・長さの切板(スケッチ材)に切り出したりするカット加工に利用されます。
曲げ加工前の平板への展開形状(ブランク)が矩形となる単純な加工部品においては、ブランク加工の手段としても利用できます。